新しい日本の再生の中で

さくらの花

昭和生まれの私達にとって2011年3月11日は、忘れられない日になるに違いありません。

誰もが想定しなかったマグニチュード9.0という巨大地震が東日本を襲ったからです。
東北地方、関東地方では多くの建物が破壊され、10メートルを超える津波が海辺の町を飲み込みました。

まるで終戦後のよう・・・

瓦礫の山と化した被災地を取材した某新聞記者は、「まるで終戦後のようだ」とコメントしていましたが、テレビのニュース映像を見るだけでも、自然災害の恐ろしさがまざまざと伝わって来ます。

昨日までの町、村、港、家、そして家族が一瞬にして消えてしまったのです。

日本人の原点とは?

この大災害の後、幸いにも生き残った私達は誰もが自らに問いかけざるを得ません。「自分には何ができるのか」「全てをなくしてしまった被災者の方に自分は何をしてあげられるのか」・・・と。

大災害に遭っても不平も言わず、パニックにもならず、お互いに助け合う日本人の姿に多くの外国の方が驚き、そして感銘を受けているそうです。

四方を海に囲まれ、自然災害の多い日本では「お互いに助け合わなければ生き残れない」。
そんなところに日本人の原点があるのかもしれません。

新しい日本へ

戦後最大の国難と言われる東日本大震災後、日本は新しく復興への道のりを歩むことになります。

そして時代は平成から令和へと変わり、少しずつ明るさを取り戻してきた2020年代の日本に、「新型コロナウィルス感染症」という新たな脅威が襲ってきました。

2023年には新型コロナウイルス感染症のパンデミックは収束に向かったものの、コロナ後(アフターコロナ)は、日本ばかりではなく、世界中の経済や生活様式・働き方や人々の価値観までが激変しつつあります。

また、AI(人工知能)技術の急速な進歩は、人間にとって数多くのメリットがある反面、仕事が奪われるなど、いくつかのデメリットも指摘されており、今後どのような未来が待っているのか、予想するのも困難と言えます。

60代からの幸せを目指す私達も、この激動の時代に生きています。

新しい日本の再生と明るい未来を信じて、身近なところから、できることを始めてみませんか?