定年後も仕事を続けるには?
現在は定年後も仕事を続けられるような環境が整いつつありますが、まだ十分とは言えません。
60歳または65歳の定年以降も働く場合は、自らのライフスタイルに合わせて無理のない働き方を選択することが大切です。
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65歳定年制の時代へ
日本には「定年制」というものがありますが、これは、ある一定の年齢に達した労働者と企業との雇用関係が自動的に終了する制度を言います。
「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では、定年は60歳以下に定めてはならないとされているため、多くの企業の就業規則では定年を60歳に定めています。
しかし、日本人の平均寿命が延びている中で、60歳はまだまだ若く体力・知力ともに落ちていないため、最近では定年を65歳に設定する企業や、定年制そのものを撤廃する企業も増えています。
また、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」は平成12年10月1日以降の改正で、定年を65歳とするよう企業に努力義務を課しています。
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定年後も仕事を続ける方法
定年後も仕事を続けたいという人が増えていますが、その理由として経済的安定が得られるほか、健康にも良く、充実した人生にもつながるということがあげられます。
定年後も仕事を続けるには、次のようないくつかの選択肢がありますので、自らのライフスタイルに照らし合わせて選んでみましょう。
- 退職せずに正社員として働く
長年つちかった技術や経験を必要とする職種では、定年後も引き続き正社員として働くことが可能となっています。
- 同じ企業に再雇用される
2013年4月1日から施行された「改正高年齢者雇用安定法」により、60歳定年後の希望者全員の継続雇用が企業に義務付けられました。
いったん定年退職した後、規定の手続きを経て再雇用という形がとられますが、一般に収入は退職前に比べてある程度減少します。
- 新しい会社に再就職する
定年退職後に、まったく新しい会社に再就職をするという人も増えています。勤務日数や勤務時間を減らして、パートやアルバイトという働き方を選択することもできます。
スポンサーリンク - 派遣社員として働く
技能や経験を生かして、シニア派遣という形で働くこともできます。
- 独立起業をする
定年後に独立して自営業を始める人も増えています。
この場合、定年前から少しずつ準備をしておくとスムーズに起業することができます。
- 農業を始める(定年帰農)
定年後に生まれ故郷に戻ったり、田舎暮らしを楽しんだりするシニアの方が増えていますが、それと連動して農業を始める人も増えています。
- シルバー人材センターで働く
定年後も社会の役に立ち、無理なく働きたいという方におすすめの働き方です。
【参考書籍】
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