若々しさを保つ食事法

心身ともに若々しさを保つためには、毎日の食事はとても重要です。

なぜなら骨や筋肉、皮膚、髪の毛など、私達の体を構成しているのは食事から得られる栄養分だからです。

体の内側からにじみ出る健康な若々しさは、食事から作られると言っても過言ではありません。
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若々しさを保つための食事のポイント

60代になっても70代を過ぎても若々しくあるために、毎日の食事で摂りたいものをあげておきますので、参考にしてください。

タンパク質は良質なものを摂る

タンパク質は筋肉、骨、皮膚、ホルモンなどの原料となる大切な栄養素です。

体を構成する基礎となるため、若々しさを保つためには、良質なタンパク質を選んでしっかり摂る必要があります。

大豆製品や乳製品、脂身の少ない肉類、魚類などから良質なタンパク質を1日最低80gは摂るようにしましょう。また、不要な添加物はできる限り避けてください。

緑黄色野菜や海藻類は毎日摂る

緑黄色野菜や果物類、海藻類は健康と美しさを保ち、体の調子を整えるビタミンとミネラルの宝庫です。

できる限り色々な種類のものを毎日摂るようにしましょう。

最近は、緑色の葉物野菜と果物をミキサーにかけてジュースのようにして食べる「グリーンスムージー」も話題になっています。

新鮮で消化も良く、このような形でビタミンやミネラルを摂るのもおすすめです。

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発酵食品を積極的に摂る

日本には味噌、醤油、漬物、納豆、梅干、塩麹など、健康と美容に良いすばらしい発酵食品がたくさんあります。

発酵食品は、微生物の力で栄養価が増し、腐敗菌を寄せ付けず、うまみ成分もアップしているという特徴がありますが、それだけではありません。

腸の中の毒素を排出する働きがあり、血液をきれいにし、さまざまな生活習慣病を予防し、老化防止の効果もあります。

また、福島原発事故では放射能汚染が問題になりましたが、発酵食品には体内に取り込んでしまった放射性物質を排出する働きがあることも知られています。

日本古来の食品のほかに、ヨーグルトやチーズもすぐれた発酵食品です。

食物繊維も忘れずに

食物繊維は栄養素が含まれているわけではないので、体を構成する原料となるわけではありませんが、健康で若々しい体を保つための重要な役割を担っています。

胃や小腸で吸収されず大腸まで運ばれる食物繊維は、途中で老廃物や有害物質を吸い取り、便と一緒に排出するデトックス(毒出し)効果があるからです。

便秘を予防し、腸の中をきれいにしてくれる食物繊維も、老化予防のためには、意識してに摂るようにすると効果的です。食物繊維は、玄米やこんにゃく、サツマイモ、バナナ、キャベツ、おからなどに豊富に含まれています。

抗酸化力の高い食品で老化をストップ

体を錆びさせ、がんを引き起こしたり、老化を促進したりするのが、活性酸素です。

そして体内でこの活性酸素と戦い、老化をストップする働きをするのが「抗酸化力の高い食品」です。

そのため、若々しさを保つためには、この「抗酸化力の高い食品」を積極的に摂ることをおすすめします。

代表的な抗酸化食品として、リコピンを含むトマト、ポリフェノールを含む赤ワイン、ケルセチンを含むそば、カテキンを含む緑茶などがあげられます。
また、これらの成分を抽出したサプリメントも各種、販売されています。


【参考書籍】

60歳から食事を変えなさい (青春新書プレイブックス)



65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方 (単行本)



「80歳の壁」を超える食事術 (幻冬舎新書 675)



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